1990-11-01 十一月 月々の句 たまさかにおぼえめでたき日と逢おうつぶやきか寝言か聞いたのは他人弥次喜多と作者が筋で絡む宿かがなべて揃い過ぎたる見事な負稼ぎにも句にも及んで身の冥利末枯れのもののことわり負いながら旗立てて職場に急ぐ貌もある行楽の群れ政令に準じいるこれも報道に違いない応え方祝意襲う輩を洗う月はあるか