1985-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九月

▼何の気なしにスイッチを入れたら「元気な陽気な百歳人生」という番組に出会った。百歳にはまだ間があるわけだが、先輩達の動静を映像で見るいい機会と思ってしけじけ見やった。 ▼カクシャクたるのもあれば、耳が遠くてインタビューに戸惑わせるのもあって、…

九月

写されし老いのたしかなほとぼりよ たはやすき思いに過ぎぬもたいなし 身の上の挨拶となる殊更に 浅からぬ世に生き通す身をゆだね 近き山遠き山みなわがいのち 故もなく齢の痛みにくるまるか 祭り笛俗世を洗う耳を洗う かかる世にして明るさを気付き合う 秋…

五一〇号(昭和六十年9月号)

題字・斎藤昌三 表紙・石曽根正勝 カット・丸山太郎信濃雑俳書解題 矢羽勝幸 (1) (二一)丸子町岩谷堂奉納雑俳集 柳多留廿七篇輪講(四七) (7) 信濃の狂歌(十六) 浅岡修一 (13) 10 森顕亭加多知 川柳誌史礎稿(6) 奥津啓一朗 (17) お…