1975-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

△からりと晴れたよい天気で、これなら気持よく出掛けられそうだと、早速飯山市の石田一郎君へ、約束した汽車で行くべきだったのに、動労の順法闘争で一列車遅れてゆくが、よろしく頼みますと電話で申し入れた。 △こちらは盛んに雪が降っているから、長靴で来…

三月

野に下るかの頬冠りまだ取らず 華やかに去ったのでない指ざされ 前首相らしい貫禄とも言わず 泣き泣きも狸寝入りをゆり起し 収税の大と小とが耳打ちし 賑やかに新聞ダネの春が来た 一介の庶民に落ちて節聞かず してやった満足感がわびしいな ガタの来た新幹…

三八四号(昭和五十年3月号)

題字・斎藤昌三 え・いしぞねまさかつ 諤庵柳話(二十二) 田畑伯史 想夢庵さん雀童さんを悼む 石曽根民郎 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(四十五) 【句会報】