1968-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九月

▽何か考えごとをしなければならないような、追われた自分を早くおちつかせたく、誰よりも早くわがねぐらに急ぐ。ひつそりと、だが柱時計が調子よく振子を響かせている。私が生まれる前からある時計らしい。父が傍ら保険会社の代理店をして当時、挙績優秀で報…

九月

掲出句なし

三〇六号(昭和四十三年9月号)

題字 斎藤昌三 表紙 丸山太郎 川柳時評【賞というものについて―「川柳塔」の二賞に感じたこと―】 石原青龍刀 【変わりダネの味覚】柳誌七月号評 東野大八 窪田正寿氏追悼 遠い人=石曽根民郎 三度呼名を更えて=小松耕吉 我儘=三沢惣治 トンチ=一ノ瀬春雄 …