2000-06-01 六月 月々の句 老いを病むやさしい声が来てくれる卆で何かと自分に問いかけて俺のしたことかとまたも苦しいこっそりと年寄り夫婦の顔になる病い得て時の谺がまだ続く昔尽寝いまの憩いを何とする老化への道のまぶしさとも言える耳鼻科に内科にひとりとぼとぼの道雄弁の年寄り当たり障りかなお続く痩せ腕なびかせ道中記