2000-04-01 四月 月々の句 出藍の誉れ蟻ども群がるか忙然に立たんとはする水たまり誰か教わったでもない道を拾い長老の溜息ひとくちでは言わぬ界隈を泣かせて見せるほんの芸億円のにらみ返しがさびしけれ代々の呪縛は何故か労らず冒険の由緒深さかユーモラス鼈甲がぶら下がるとき皮肉にも醜さが利き過ぎ遠く落ち着いて