1999-12-01 十二月 月々の句 ぬっと出る旭の機嫌まだ欲しい 重い荷と軽い荷とゆく押し黙り 露の世と更に昔のひとのぞく 身の程を頭痛重ねて連れ立つか 待っててねそう言いながら手を振って いくつかの総てにおくれとるまいぞ 天然の美と人の美と連れ立って 熟睡のそこまで知った夢がある 重い荷のそこで識ったる仲なるぞ 辛い日の笑顔舞台に整った