二月

   あやうさと泥まみれで消えぬ炎


   学ぶ身のさくらの埃さて難儀


   あたたまるものなり齢をきざみつつ


   貢献のうえに勝ど関まで告げず


   人脈の通りすがった貌をぶつ


   いじらしき時の教えのまた一つ


   虚々実々真の願いを被りながら


   成年率かなった夢よ覚めぬまま


   特報ネット燃え立つ風が勝負嫌い


   うぬぼれととぼけの言葉まだ早く