1998-10-01 十月 月々の句 あまつさえ頭目の言葉洗われ おんぼろになり澄ますそんな日と近い 稲妻の何を聞かせる正直ものめ おもかげのやさしき過ぎし日と繋ぐ からくり人形静かな道はまだ続く 旧跡のタブーどこを捺して見るか 鉛筆の長さ余命を励まして 神様も低い腰娑婆のあれこれ 爺が浮くほどオンナの裸充分 晩鐘を先に聞きとり誕生日