1997-01-01 一月 月々の句 縁起よく首尾一貫の声音とも人生きるわざいくつにも具わって助言とも苦言とも更に奥がある没頭のなお熟れいのちきらめかし物流へ津々の雄叫びか追いつ追われつさよならのうねりかと木から樹へその気持ちように合点いく老い凛とはためくまだに勢揃い環境の崖に息付く羽づくろいひとそれぞれ愛憎の峰風を聴く