1996-08-01 八月 月々の句 身代金換算してる遥か迂濶に一行に遅れてもゆく惜しがって集まりの時間に早い自分抱くほころびに似たる思いのひと雫とてもぎらつく明日とかや殊勝げに闘いの虜に近しまた遠く頭痛からもみ出すうたの楚々と積む微恙捨て難しか友に腰揉まれ見舞いには御守り札の友も得て朋友をかぞえながらの寝心地よ