1995-07-01 七月 月々の句 天然の無常ゆめゆめたくまざる騒がないで果てを知る刻の静けさぶんぶん唸る蜂と蜂それ見たことか節ぶしの痛み素直に素直にまた貰う句を選ぶ枕の鞘を洗つたから足弱をためらわずこころ乗せてくはずれない徽章ぐらいの心遣り欠けてゆくすべてことわりに据わる相見ての天馬に遅れかけたまで積んだ宝の押しようを見せたがる