1994-12-01 十二月 月々の句 殊更に覚えめでたき人に逢う思い出し笑いゆつくり時は過ぐ生首のどすんと据わる実力派先着順氷ととても仲よしだ数ならぬ身のうつつ世のいとしさや吉凶のさだめに落ちた逃げ口上老幼の涯極まりしいのち添え有終の美のなかに棲む大愚とか慟哭の綴り方時代を越えて古い背広願ってもない磊落に