1994-07-01 七月 月々の句 津々浦々毒が回ってすまながる検出の功過は待たれ毒の顔うごめけばコツンとあたる真の闇類を呼び合い奈落へのうた奏でありていに小さなおならおとしゆくぼろぼろに徹し晒せば落ちつくやエネルギー星の衝突天晴れな忍び泣き喚き泣き死はいつわらず看取る手のことさらに織る心尽くし晩年の墨痕更にものを思わせ