1994-02-01 二月 月々の句 ありふれし川誘う過ぎし日の記憶天命のまにまに支えてくれる仕事さもあり刃のきらめきの果てに顕わし強さ弱さ一向に四肢は踏まぬまなじりを決し塗りたくる勘生きざまのいらだち何を越えるか怪物の愛称テンポなお弾み小さながらも役立つ手を和らげ甘えたく大人負んぶおんぶを重ね平俗なのさ年寄りの平謝り