十月

たかめたき民度のうえのまつりごと

使途不明やがて噴き出す業師たち

生彩を欠く乏しさが矢面に

弁じてははらはらさせて世を湧かす

異分子の持って回した捨て台詞

御一同様のひとりで追従笑い

巨幹いざ人間と取っ組む知命

頻尿の余儀なき時の間を遊ぶ

衰えのまこと自愛をからませて

カリンお披露目テレビ顔を匂わせる