1993-09-01 九月 月々の句 かかなべて戦雲払う祈りとし繁栄と挫折どこかで語ってる容れられぬ歯がゆさ墜ちてゆく雫すんなりと落ち着くとこのひと呼吸好日は遠くに切れているしじま寝太郎が発心運の負を越える公開の資産少な目に自戒とか競合のうえで成り立つ柔と剛台風一過されどくすぶる景況よ清新とねじれのふたつ数えおく