1993-08-01 八月 月々の句 深夜便 心の話ふと拾う老衰と老後の惜辞のあやにくにことわりぞ生きのまにまに逃げはせぬ継承のほかの手並みを遠巻きに国事練る身にすべからく軽井沢軽井沢嘗て鄙びし流し目よ寝そびれし夜気われながら句のひとつ若きらと酌む慶びの時を藉し 八月十六日 誕生日いと凛々しくも粛然と巡業のふれ太鼓秋も呼んでくれ