1993-04-01 四月 月々の句 ヤミ献金天秤の目がきつくなるみちびきの見えない愛の手に仕えかりそめの眠りやさしくして貰う壮行の小さなうたげ胸底に生きて生きて机辺を拭ういとまこそ衰えたりたしかに流れゆく雲と清貧と孤高にいどむ足の裏もろもろの占術抜かりない出番隠蔽の惧れなきとの含羞か目覚めとは腹のうごめき正直で