1993-01-01 一月 月々の句 竹の園生そも馴れ染めの日を讃えひと風呂を加え世間がわかる気で生きて夢のすべてにあらで何か拾ういくさ憎しいけにえの身の老い給い償いのおそきためらい史に刻む甘辛の嗜好に遊ぶほんの贅連れ添うたえにしとやらの昔ことば粋談に伸び残肴の箸さばきどの壷も空っぽ凡の名のほてり老懶の頑是なき時許す