1992-09-01 九月 月々の句 生きかたが違う小なれば熟睡す政界の腐敗朝顔ツンと咲く内憂と外患更に怒鳴ってる凡庸の及び難きを羽つくろい入歯はずし草臥れ顔の闇なるぞ天変地異生き長らえば殊更に名乗り合う老いのすさびの同じくて省察の澄む目が欲しく越えて来た一生を飾るに遅き芽を育て火の魂の真の救いの手を待つか