1991-03-01 三月 月々の句 寝息安けく睦まじや生き合える老いの稼ぎのつつましく淡かれや箸使いその明るさを続けよう辻褄がいい塩梅に煮えてきた敵さまに男の裸だけ見せる実力の組んだ脚から筋を書く生き残るべく愚かさを外らさない水っぽくビールが逃げてゆく負い目ぐるり山すがた抱かれてるいのちあれ膝元の交通戦争企業戦