1990-07-01 七月 月々の句 声明の未必の故意は誰が撃つサミットの呉越同舟沈まない筆頭の首のすげ替え冷房下あわよくば瞼に濡らす蛍の灯根源を辿る小さきものの名はゲラ刷りの手づくりをこそふところにうらぶれの風にもたれて呼ぶ声よ変革のうようよおのれ失わず心のゆくえ静かな夢か老いつづく同感の至り老春お辞儀して