1990-02-01 平成二年二月 月々の句 撃つ狂と焼く極の手の所為に覚め過半数いま存念の根を洗う憎たげな弁舌啓く道はあるひよこたちたしかな栄えのいのちとも早々の合格夢とゴロ寝して副題のどことも知らぬ鐘が鳴り共通の敵も植えてく蒼が濃し風に彩つけて昔のこそばゆく無の明かしただひたすらな合掌よ酷評のうちに潜んでいる希い