1989-12-01 平成元年十二月 月々の句 わが胸に滅びのうたを少しずつこなれゆく動きゆるやかなる目覚め凡庸の肌のたるみを痛がって子を遠く近くに派した気のもたれ観ずれば男だらけの粉々と子育てと亭主育てで終わらせずその辺で知ったかぶりの手筈する構造のいやらしさいま膨れ出す危うさを振る舞って来たいどみ方反乱は時を従えくすぶって