平成元年10月

わが齢を光らす願いこそ大事

歳測りつつそのうえの磨きかた

つらい日がまた来ていても負うべくも

すすき穂のやさしさいのちふと思う

駅弁の見る味だけで過ぎてゆく

見残した古きがいくつわが胸に

足伸ばし寝心地いまも貰ってた

政治参加度合いの勘に悔いなきや

見直しと廃止の狭間眠らせず

引退の闇将軍の手に輪廻