1989-09-01 平成元年9月 月々の句 試歩らしい人に後れて朝風よ目を覚ます尿意おのれがいとしいか人の為世の為ほどの腰弁当蔵書票青春の気を啓いてく風の便り友の痴呆のねんごろにどの箱も罪の償い相容れる真夜一句ここに生まれて新しや党是ややゆるめた顔を整える選良の背に課されたる経綸度追い風に心情的な語を拾う