1989-08-01 平成元年8月 月々の句 おとろえの自分らしさにくるまってどんでん返し傷つくだけに鞭とするほとぼりの醒めた冷やかさを貰う伯仲のここに極まる根を生やしゆるすぎた箍が見事に打擲す失言と苦言が絡むパントマイム動じない未来図ゆめを引き戻し摑むもの持てりさすがに諍わず躍り出るはずみを呉れる貧しい絵血走りを剪る凡庸に還らんと