1989-07-01 平成元年7月 月々の句 人の振り見てから怯るややしばし足萎えのことわりさすが蔵めおく若き喪がつらくて骨のぽくり鳴るまだ稼ぎ助くおのれが可愛いかするすると挑む奈落の谺して低落へ手を貸すドンか砂時計もたもたとじりじりとさて絵にならずたかくくるいよいよ喜劇への繋ぎ攻防の殻はいまいましさを舐めこわ持ての女の時代矢を番え