1989-05-01 平成元年5月 月々の句 技ありと大方の目もしたたかに安眠につながるいちまいの稼ぎ身に覚えあっての問いの誘い水おのれを知るべくいくつかの橋を縫うまどろみの淡く世過ぎの姿持つ帰りなん寄る辺の花をかんざしに週明けにもたれ赤い鬼青い鬼まじまじと色付いて来ぬ貪政は内にして清廉を秘め出口ある新喜劇政治家がまたぶら下がり