1989-03-01 平成元年3月 月々の句 読み切りで露悪に下が戻らない褒めといて自分を少し見つけ出す闇が好きだから緩める自浄力握り飯たしかに逃げる日がつづく弔問外交思いの丈を道すがら黙祷のキャンプ選手の画になって考えるデモと弔旗の熟れ合える野辺送り個のいくつかを数えんと慎しく内の爛れを布いておく国として外の声なる白い刺