五五〇号特集(昭和64年1月号)

題字  斎藤昌三
表紙 天高く  石曽根隆実
古川柳の現代語  石川一郎
相駿遠会所本と柳多留【―他評作品脚注補充―】  鈴木勝忠
秘稿顕見  宮田正信
落語に出てくる通り句  武藤禎夫
五五〇号記念特別課題
 「男と女」  塩見一釜選【札幌】
 「信」    今野空白選【福島県
 「風」    片柳哲郎選【横浜】
 「旅」    加藤翠谷選【名古屋】
 「破る」   定金冬二選【富田林】
 「湖」    山根梟人選【出雲】
 「回す」   八坂俊生選【香川県
 「選手」   池田可宵選【長崎】
はじめに「こころざし」ありき【―川柳を作る基本は「人間の思いを詠む」ということである― (田口麦彦から)】  江端良三
リンゴから桃へ―短文芸は時代を教える【救える】か  田口麦彦
柳多留二十九篇輪講(二十二)
信濃狂歌(五十三) 三、上田・小県地方の狂歌(15)  浅岡修一
雑詠 大空  石曽根民郎選
山彦集  同人吟
句評 ご旅行  土田貞夫
課題「自画像」  武田綺声選
  「一生」  小口九五郎選
十二月句会【宿題「太る」汗青選・「雪」民郎選/席題「忘れる」公平選・「照れる」貞夫選】