1987-09-25 九月 月々の句 誰遅れまいとその顔並べたか 考えの違う流れが時を孕み 太り過ぎ食欲はまだ黙らない うっすらと伸びた髭だがどう見てる ぶよぶよな害虫昼寝きょうも倒し 事ここに到るけじめの性懲りな 昏れてゆく自分摑めてどっこいしょ 切り捨てるべきを心得余生たり 生きつづくほんとうの旅まぎれなし 敬愛を謳われ齢さらに磨く