1985-03-25 三月 月々の句 老いを養うそのなかの納めかた 感情の動物という差し向かい 病い得て積んどく昔ちりちりと 衰えを自分で抱いてやるかろさ 果汁むさぼりつく餓鬼のまどろみ ぐるり山々おつきあいまだつづく 雪消えぬ山ありここも大所帯 お早ようさん山はご機嫌稼がねば 景観のいのち住む身に語りかけ お葬式国の演出何と出る