1979-02-01 二月 月々の句 酔いのなかからもにじませる気肌 流れがそうさせたのだ聞きかじり そして結末がないなぜかあたたかく かなしいまでに正直でいたぶってくる ゆくりなくたがをゆるめている日向 喚問の手負いで演ずるぬいぐるみ 人権をタテに手古摺るあぶり出し 答弁の喉にからまる億のかず 核心にかわす汝を生き残し 悪名の息付く黒き星屑よ