1973-03-01 三月 月々の句 革新をおだて保守をゆすっている流れ うけに入る革新やっと目を見張り 歯ぎしりの保守絶壁に胸を当て 万歳の歓呼を見てる硝子のなか 象徴を遠巻してる右と左 敬称を削らぬ記事で気を持たせ 歌詠みのしらべのなかで身をひそめ 歌詠みの身辺雑記ひとり酔う 類型を問わず歌詠み温め合い 歌詠みは米の値段を踏台に