1972-02-01 二月 月々の句 公害と開発の背が押し返し 議論に居直る自然保護踏まれるな 益鳥と害鳥一しよ大欠伸 知る権利という権威思い直し 知らしめるあぐら鎧とも思う 新聞があばく世相は枠にはまり 過疎と過密をかみ合わせ向うを読む 後援会で書かされぬるま湯につかり 首相の不倒距離数えたがらず 下手な政治つづかせたのも自分