1967-04-01 四月 月々の句 【10頁掲載】 流れゆく世とし稼ぎの顔をするやわやわと許すほどなる齢のまこと快き疲れそのまま人生きよ忘じ難し星の憂いに置いて見たわが齢におよぶ静かな目を伏せて貰われてゆく猫のこころよき眠り書と花にもたれ見事な大人たちいずれともなく訪れの人ほしや