1967-02-01 二月 月々の句 【21頁掲載】 身のうえの静かに雪をちらかせて物価高政治のわるが気を揃しきたながる金にすがつてゆく夢も求め合う肉体きざに喋り出す手さぐりの人生うしろすがたばかりこの道も敵に教えて貰いながら憎いあきらめにおちてゆく酔いのひろがり美しい齢みにくい齢歩かされ