2012-10-28から1日間の記事一覧

十月二十八日

売付ける胆は山家の猿の智恵 (柳多留 一四六) 江戸時代のユーモア作家十返舎一九の木曽道中記のなかに、街道で熊の皮や熊の胆をすすめるところが書かれている。 敷物になつたり、胃の薬に用いられるから売込みにさぞ熱心だつたことだろう。 熊をとつたとき…