1945-08-12から1日間の記事一覧

2:をかしみ、うがち、諷刺

川柳は初め前句附といはれ俳諧の一つでありますが、俳諧が百韻五十韻といふ風に五七五、七七の各句毎に完了した要領をもち、その一句づ ゝが鑑賞されるのに比し、前句附は附句の一句立として詠法に於て自由さを発揮しようとするのであります。川柳の文藝性の…